今回はトコジラミハッカ油の効果は?嫌いな匂いも紹介ということで話していきます。
旅行シーズンや夏になるとニュースになるのがトコジラミですよね!
一匹でいると5〜8mmなので服についても見つけることは困難ですよね。
家に出てきてしまう原因は、海外旅行などに行った時に一緒に帰国してきて、被害に遭うことが多いです。
最近では旅行者が多い関東圏でトコジラミの被害が増えてきています。
被害に遭うと、刺されたところが赤くなり、刺された時に液体によってアレルギー反応が起こり強い痒みに襲われます。
しかも最悪なことに、市販のスプレーが効かない個体がいるようです。
そんな被害を少なくするために今回紹介するのがハッカ油です!
昔から虫が嫌がる匂いということで使ったことがある人もいるかもしれません。
しかも、トコジラミにも効き目があるようです!
そこで今回は小さなお子さんや虫除けスプレーが肌に合わない方に天然成分で逃げる効き目があるのか紹介します。
ハッカから精製されたハッカ油以外に嫌いな匂いがないかも調べていきます!
他にもハッカ油を使いすぎるとどうなるのか、保存場所もまとめました。
トコジラミにハッカ油の効果はあるの?
ハッカ油のスーッとしたハッカの匂いで逃げて近寄りづらくする効果があるんです。
ここで勘違いして欲しくないのが、ハッカの匂いで逃げますが、本体を倒すことはできません。
なので被害が出てしまっている場合は効き目がありません!
もし自分で駆除しても、全てを倒すことは難しいでしょう。
初期のまだ数が少ない状態を見つけたら掃除機の強いモードで吸い込んで、吸い込んだあとはビニール袋に入れて、口をキツく閉めて処分しましょう。
大量発生した状態で倒すとなると、ホームセンターの燻煙剤でも隙間に潜り込んだ場合に届かなかったり、燻煙剤の成分が効かない個体が現れてきました。
他に熱などで倒す方法もあります、79℃で5分以上にすると倒せますが難しい。
熱湯を大量に用意するのも温度を保つのも難しいですよね。
でも衣類乾燥機があれば使ってみるのも効果的ですが、コインランドリーに持っていく時に車などに被害が広がる恐れがあります。
大量発生した時には駆除経験が豊富なところにすぐに助けてもらいましょう!
何度も言いますが、ハッカ油では倒せません。
今回紹介する目的は被害が出る前にリスクを減らすためにハッカ油をうまく活用してもらいたいからです。
ハッカ油に含まれるメントールというスースーする匂いのもとが苦手で逃げたり、近寄りづらくなります。
他にもカメムシにも効き目があります。
カメムシも同じカメムシ目だからです。
なので越冬しますし、何も食べなくても一年以上は生存し続けます。
肌寒くなってきて被害がないと思っていても、暖かくなってくると、ソファーの奥や壁の裂け目から出てきたりします。
被害が出る前に、まずは1匹も家の中に入れない、持ち込まないようにハッカ油を使用して予防していきましょう!
ハッカ油はミントから抽出した、天然成分です。
もしかすると肌に合わない場合があります、まずは自分や子供に影響がないかを確かめてから使い始めてください。
ペットがいる方はあまりおすすめしません。
特に犬は嗅覚が優れているので、ハッカの匂いがきつく感じると思われます。
愛犬のストレスになるので、定期的にプロに委託して家を防除してもらうことをおすすめします。
簡単なハッカ油霧吹きの作り方
ハッカ油は霧吹きにして使ってみるのがおすすめ!
霧吹きにすることで、畳の隙間や広範囲に綺麗に吹き付けることができて便利ですよ!
- 霧吹きボトルに水道水を入れる
- ハッカを水の量に合わせて2〜10滴入れる
- 完成!
すごく簡単ですよね!
ハッカ油はドラッグストアに行くと販売されてるので、簡単に手にいれることができます。
ハッカ油霧吹きは、作り置きしておくと変色や容器が変形したりします、使う分だけ作るのがおすすめ!
原液をそのまま霧吹きに使うことはおすすめしません。
原液をそのまま使ってしまうと、かけたところが変色したり、肌にかけた時に寒く感じすぎてしまう場合があります。
もし原液で使いたい場合は、お皿にティッシュや布を置いてそこに垂らして、本体が潜んでいるであろう場所に置くのも効き目があります。
ハッカ油の原液を肌に直接使うのはやめておきましょう!
販売されている容量は大きいものと小さいものがありますが、最初は小さいものから使うのがおすすめです。
新しいものの方が香りも良くて気持ちがいいですよ!
ハッカ油を保存するときは直射日光の当たらない冷暗所、絶対に火の近くには近づけないでください!
トコジラミが潜んでいる、霧吹きする場所はここ!
体長は5〜8mmで平な形をしていて狭いところによく潜んでいます。
何も食べないと小さく平ですが、血を吸った個体は血でお腹がパンパンに膨れているのが特徴。
移動方法は飛んだり跳ねたりはせずに素早い動きで歩いて近づいてくるか、天井裏などに潜んでいる個体が降ってくるなどがあります。
夜などに吸血する被害が多いです。
しかし、昼間ソファーで休んでいる時でも吸われてしまう可能性があるので、隙間には注意です!
就寝する布団の近くや畳、押し入れの間、カーペットの下などに潜んでいる可能性があります。
狙い目は人が止まって過ごす場所の近くに潜んでいます。
なのでそういう場所に霧吹きしていきます。
寝具にかけるのもおすすめ!
寝具から逃げてくれるのと、夏場はひんやりして気持ちいいです!
ここで注意が必要です!
もしも一部屋に被害が出た場合、ハッカの霧吹きでその部屋からは逃げますが、他の部屋に逃げただけなので、なんの解決にもなっていません。
旅行先で本体がいるかの判断は枕やシーツに血の跡のような赤黒い色のシミがあると潜んでいる可能性があります。
吸血後に排泄物を残しますその跡の可能性が高いです。
旅行先ではまず自分たちが座るソファーや寝具にかける、旅行バッグのファスナーの溝やタイヤにも潜んで連れて帰ってしまう可能性があるので、コーティングするように霧吹きするのがおすすめです!
必ず宿泊先に相談してから使用してくださね!
直接肌や洋服にかける場合はかけ過ぎと薄め液の濃さに気をつけてください。
ハッカの効き目で体温が下がり、寒くなる可能性があります。
トコジラミの嫌いな匂いは他にない?
ここまでハッカ油の効き目について話してきましたが、他にも対策できる効き目があり、嫌がるニオイが他にもありました!
手に入りやすく、使いやすいのかについて詳しくまとめます。
ハッカの匂いが苦手な方は他にも気になる人に選択肢の一つとしてみてください!
樟脳(しょうのう)の香り
昔から虫除けとして有名な樟脳も逃げていく嫌いな匂いの一つです。
原料はクスノキでこのクスノキを細かくして蒸留すると樟脳になります。
香りはハッカのようにスーとした香りです。
ドラッグストアにスプレーやオイル、防虫剤として樟脳粉末などが売られています。
オイルであればハッカ油と同じように霧吹きとして使えます。
衣類の防虫剤で使用した場合、においが残りますが、洗濯などすれば匂いは取れるので、あまり気にしなくてもいいでしょう。
オレガノ精油の香り
オレガノ精油はピリッとした香りが特徴的な精油です。
オレガノも逃げていく効き目が実証されています!
オレガノオイルとしてアロマオイルコーナーなどに置いてあります。
気になる方は探してみてください。
こちらもハッカ油と同じように霧吹きにして使えます。
香りが気にならなければハッカの時よりも多めに入れても大丈夫!
使う時に気を付けること
ハッカ油や樟脳オイル、オレガノオイルに共通して使うときに気をつけることをまとめます。
- 天然のオイルですが人によって合う合わないがありますので、しっかりと確認してから本格的に使用してください。
- ペットなど鼻のきく動物にはストレスになるので気をつけてください。
- オイルですので、発火する恐れがあります!近くに火元がなく直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。
- 旅行先などで布団や床にかける場合は宿泊先に確認してからかけることをおすすめします。
- 肌に直接使う時は、原液はやめましょう!肌が爛れたりする可能性があります!薄めてから使用しましょう!
まとめ
今回はトコジラミにハッカ油は効果があるのかと、他に嫌いな匂いについても紹介させてもらいました。
トコジラミが自分から逃げていったり、近寄ってこなくなるのは、ハッカに含まれるメントールという成分が放つ嫌な匂いのおかげでした。
他にも樟脳やオレガノの匂いも同じように嫌いな匂いで逃げていくこともわかりましたね!
しかし、ハッカ、樟脳、オレガノで逃げてもらったり、近寄ってこなくしたりするけど、トコジラミ自体を倒すことはできません。
なのでトコジラミを自分の家に入れないために予防薬として使ってください。
すでに出ているところにハッカ油や樟脳、オレガノの霧吹きをしてその部屋からいなくなっても他の部屋に逃げて、そこで繁殖してもっと大変なことになります。
トコジラミを見つけた場合は迷わずに駆除経験が豊富なところなどに相談しましょう。
今回ご紹介させてもらったのは、トコジラミを天然のハッカ油やオレガノを使って近寄らせないための方法の一つとして紹介させてもらいました。
ぜひ旅行や海外旅行帰りの友人宅にお邪魔する時に活用してください!
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